研究発表②Research presentation

15:40~17:20

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サステナビリティ関連情報開示によるコーポレートガバナンス改革の課題 -変化し続ける経済社会において公認会計士に期待される役割と業務-

コーディネーター

大塚 晴之

大塚 晴之

肩書

甲南大学 経営学部 教授

経歴

一橋大学大学院商学研究科卒業後
下関市立大学をへて、1995年より甲南大学経営学部に奉職。現在、経営学部教授。
専門は、金融論。
主な著書には、「実践経済学」同文舘出版、「資本市場と景気変動」同文舘出版、「コ-ポレイトガバナンスと企業金融」千倉書房などがある。

パネリスト

古田 清和

古田 清和

肩書

甲南大学 教授
株式会社日伝 社外取締役監査等委員
公認会計士

経歴

公認会計士・税理士(古田会計事務所代表)、㈱日伝 社外取締役監査等委員、公認会計士試験試験委員 監査論、日本公認会計士修了考査出題委員経営に関する理論及び実務等を歴任。
日本監査研究学会会員 日本内部統制研究学会会員。主な著書 親子会社・グループ企業監査役等の実務対応(LABO)取締役会の意思決定援助~会計的アプローチから(商事法務)他多数。

山田 善紀

山田 善紀

肩書

公認会計士
税理士法人川嶋総合会計 代表社員

経歴

公認会計士・税理士。税理士法人川嶋総合会計 代表社員、株式会社フジックス 社外取締役 監査等委員、株式会社トーセ 社外取締役 監査等委員、株式会社たけびし 社外取締役 監査等委員等を兼任。日本監査研究学会会員、日本内部統制研究学会会員。主な著書、公表論文には、『実現する経営ビジョン・経営計画Q&A –熱気と一体感のある組織が企業を成長させる-』同文舘出版(共著)、『基礎からわかる管理会計の実務』商事法務(共著)、『企業再生のための経済政策』同文舘出版(共著)、「潜在的なリスクと業績評価指標の課題」(日本経営分析学会 第31回年次大会・統一論題「業績・業績測定・業績評価とは何かを再考する」)『経営分析研究』(第31巻)などがある。

伊庭 壮太郎

伊庭 壮太郎

肩書

公認会計士
有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部 RA新規事業推進 マネジャー

経歴

2010年有限責任監査法人トーマツに入所後、会計監査業務をはじめ経営管理態勢構築業務や内部統制改善支援等の様々なアドバイザリー業務に従事。また、2018年より内閣官房 行政改革推進本部事務局に出向し、参事官補佐として行政事業レビューの運営・検証にも従事。
2020年より現職の有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部 RA新規事業推進にて新規事業開発・推進を担当。

ポイント

ESG投資の浸透等により、サステナビリティ経営の推進は、「稼ぐ力」にも、負債の格付けや資本コストにも、大きな影響を与えているため、社外役員の資源不足・情報不足、グリーンウオッシュ問題、開示範囲の問題等を抱えているサステナビリティ関連情報開示の信頼性向上が急務となっている。

サステナビリティ関連情報開示の有用性向上のためには、多様な内部統制の有効性向上を図り、各利害関係者との対話を促進させ、取締役会の意思決定および取締役会の実効性評価を高め、情報開示までのプロセスを見える化し、ガバナンス改革を促進する必要がある。

財務諸表監査に加え、監査における心証形成プロセス、内部統制、IT分野等の様々な立場の公認会計士の経験値を応用し、経済社会から必要とされる公認会計士の事業領域の拡大によるガバナンス改革の促進に貢献する可能性について、検討および問題提起を行い、公認会計士に期待される役割と業務を提示する。