研究発表①Research presentation

13:30~15:10

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学術賞受賞人的資本の会計-認識・測定・開示-  

発表者

島永 和幸

島永 和幸

肩書

神戸学院大学 経営学部 教授

経歴

1998年 長崎大学経済学部卒業
2000年 神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了
2003年 神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了 博士(経営学)(神戸大学)
同年 神戸大学大学院経営学研究科助手
2004年 神戸学院大学経営学部専任講師
2007年 神戸学院大学経営学部准教授
2017年 University of Reading Henley Business School 客員研究員
2019年 神戸学院大学経営学部教授(現在に至る。)
2021年 2020年度グローバル会計学会賞受賞

ポイント

人的資本の投資や非財務情報の開示は、岸田政権の重点政策となっています。国際的にも、2021年にIFRS財団の下に国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が設立されるなど、人的資本の会計に対する社会的関心が高まっています。

2020年に米国証券取引委員会(SEC)が人的資本情報の開示義務化をルール化するようになった頃から、人的資本の情報開示義務化の流れの中で、ISO30414や他の人的資本開示ガイドラインへの関心が高まっています。ステークホルダー資本主義の考え方が浸透していく中で、企業の経営者は人的資本をいかに戦略的に活用し、開示していくかが、企業の持続的価値創造において極めて重要な要素となっています。投資家や従業員をはじめとする企業のステークホルダーは、企業の人事や経営者の取り組みを注視しています。

本報告では、本書の第1章の内容を中心として、人的資本の会計について概説いたします。